正修寺別院「縁の里」動物霊園のブログ

大阪府茨木市の正修寺別院「縁の里」動物霊園では、家族の一員として共に暮らしたペットたちが安らかに眠れるように日々供養をいたしております。「縁の里」でのイベント情報や日々の様子をご紹介しています。

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本門法華経の梗概(こうがい:概要) 第20回

浄蔵・浄眼の二子は浄徳夫人に、『母上! 私たちを雲雷音宿王華智仏のみもとへ往詣させてください。仏をご供養し、大衆のためにお説きになっている法華経を聴聞いたしとう存じます。』夫人は二子に、『そちたちの父上は外道の教えを信仰されている。どうかして正しい仏道へお導きしたいと思いますから、父王に申し一緒に仏の教を信ずるものでありますが、かかる邪見の家に生まれ遺憾に存じます。』母は二人に、『そちたちは父上のことを心配していられるのだから悟りの力によって、一つ不思議を示してご覧なさい。するなら、或は父上の心が浄(きよ)まり、そちたちが仏所へ往詣されることを許されましょう。』と告げたので、二人は父を想う一念から種々と不思議を現した。

妙荘厳王は一個の現す数々の不思議を見て驚き且つはまことに珍しいことと喜んで、『浄蔵、浄眼! そちたちはまことに不思議なことを現すが、お師匠さんは誰だ?そちたちは誰の弟子か?』

二子たちは、『父上! 私たちの教の師は雲雷音宿王華智仏です。今現に多くの人のために法華経を説かせられております。これが私たちの師で、私たちはその弟子です。』と答えたので、妙荘厳王は、『さようか、わしもそちたちの師である宿王華智仏にお目にかかりたく思うから一緒に参ろう。』ということになり、二子は不思議を収めて母に、『母上! 父王はもはや信仰の道に入り正覚を求める心を起されるに十分です、私たちも父上のために仏事をなし得て、うれしう存じます。どうか、母上! 私たちが仏のみもとにまいり出家して更に仏道を修行することをお許しください。』 母は、『そちたちの出家することに同意しましょう。仏にお遭いすることはまことに有り難いことですから。』

二子は両親に、『有り難うございます。父上、母上!どうか雲雷音宿王華智仏のみもとに詣で、親しくお目にかかり、ご供養申しあげてください。仏に遭うことはまことに稀で、三千年に一ど咲くといわれている優曇華(うどんげ)の華を見るよりも、一眼の亀が千年に一ど大海の表に浮かび、折柄(おりから)、流れてきた栴檀木の穴に身を入れて、暖をとるよりもなお稀です。私たちは宿世の因縁がめでたく、今、出世に生れ合ったのでございます。こうしたわけでありますから、どうか私たちの出家することをお許しください。』と重ねて願った。そこで、妙荘厳王は群臣・眷属(けんぞく)を、浄徳夫人は後宮の采女(うねめ)たちを、二子も多くの臣下を伴い、仏のみもとに詣でて礼拝した。

雲雷音宿王華智仏は王のために教えを垂れ、王は深く歓喜して、王ならびに夫人は頸の高価な瓔珞(ようらく)をとって捧げ、仏の身の希有にして端麗、その微妙なる相に敬虔(けいけん)の念を致すのであった。
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