正修寺別院「縁の里」動物霊園のブログ

大阪府茨木市の正修寺別院「縁の里」動物霊園では、家族の一員として共に暮らしたペットたちが安らかに眠れるように日々供養をいたしております。「縁の里」でのイベント情報や日々の様子をご紹介しています。

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本門法華経の梗概(こうがい:概要) 第16回

わが滅後の後、後の五百歳たる末法の世において、この法華経をば広く全世界に流布し、決して断絶するが如きことなく、一切の悪魔を近よらしめないでくれ。
宿王華! お身はお身の悟りの力を以て、法華経を守護せねばならぬぞ。この経は全世界の人の病を治する良薬である。若し、人が病を得、この法華経を聞いて信仰するなら、病は必ず消滅して、不老不死の境に到達することができよう。宿王華! お身は法華経を信仰する人を見たら、これを供養し、この人は久しからずして悟りの座に就き、悪魔を破り、大法を演説して衆生の苦悩を除く人であると思い、仏道を求むるほどの者は、法華経の行者に恭敬の念を払うことを決して忘れてはならぬぞ。」と宿王華菩薩の問いに答えて、釈尊は薬王菩薩の『本事』----過去世の所行を明し、法華経の偉大を説かれるのであったが、それを聞いて信受した人々は、それぞれの功徳に浴し、多宝如来は宝塔の中より、宿王華菩薩の問いによってかかる尊い話のあったことを讃嘆された。

釈尊はこの時、仏の三十二相の中の肉髷(にっけ)と白毫(びゃくごう)より光明を放ち、遠く東方の諸仏の世界を照らされた。この光明に照らし出された世界の中の『浄光荘厳』と呼ばれる国に、浄華宿王智如来(じょうげしゅくおうちにょらい)という仏がおわし、その弟子の一人に妙音と名乗り、久しい間に数々の徳行を積み、多くの仏のもとで智慧を磨き、悟りを獲た大菩薩がいたが、釈尊の放たれた光明がその身を照らすと、それに答えるが如く、浄華宿王智仏に向って、

「世尊!私はこれから娑婆世界に詣でて釈迦牟尼仏を礼拝し、文殊師利・薬王・勇施(ゆうぜ)・宿王華・上行意・荘厳(しょうごん)・薬上菩薩等に久々でお会いしたいと思いますが・・・」と申し出ると、宿王華智仏は、お身が娑婆世界に往くのはよい。だが、決して娑婆世界を軽蔑してはなりませぬぞ。かの国は土地は高低があって平坦でなく、石や瓦でごてごてしていて立派でない。仏の身も、菩薩の身も小さいのに反し、お身の身は大きく端正で、福徳に飾られているのだから、その心して往っても、仏や菩薩、また国土に対して侮蔑の思いを起してはなりません。」

「世尊!よく仰せをば承知いたしております。私が娑婆世界に参りますのも、仏の神通や功徳・智慧の力によることでありますから、決してかの国の仏や菩薩や国土を軽蔑などはいたしません。」と答えて三昧の力により、その座を起たず、身を動かさず、無念無想の境に入ると、霊鷲山のあたり一面には、時ならぬ数々の瑞相が現れますが、一体、これは何のためでございましょう?」

「文殊師利! この不思議は、浄華宿王智仏のところの妙音菩薩が、多くの菩薩と共にここに来て、われ釈迦牟尼仏を並びに法華経を礼拝し、供養し、慰問せんがために現れた瑞相である。」

「世尊! 仰せられます妙音菩薩は如何なる善根を植え、どんな功徳を積んでかかる不思議を現されるのでありましょうか。その悟りなどについてお聞かせくださいませ。私たちも、そうした修行をはげみたいものと思います。どうか、妙音菩薩をお召しくださいまして、私たちにお目にかからせていただきとう存じます。」

「文殊師利! その問いについては多宝如来が明してくださるだろう。姑(しばら)くまつがよい。」と答えられると、多宝如来は妙音菩薩に、『文殊師利がお身に会うことを願っているのだから、早くここに来るように。』と告げられた。妙音菩薩はその声に応じて、身は功徳を以て金色に、端正な面貌は威徳に満ち、多くの菩薩を伴に霊鷲山にいたり、七宝の台より下りて高価な瓔珞(ようらく)を持って釈尊のみもとに詣で、恭しく一礼して捧げ、
「世尊! 浄華宿王智仏がご慰問申しあげるようにと申されました。世尊には、病悩なく、起居軽利にいらせられましょうか。法体はすこやかに、世事に煩わされず、人々は教化し易く、貧欲・瞋恚(しんい)。愚痴・嫉妬・慳貪(けんどん)・慢心など旺んではありますまいか。父母に孝養せず、僧侶を敬わず、邪見の心、不善の心多く、五欲に溺れなどいたしはいたしませぬか。よく煩悩をば調伏しておりましょうか。

「多宝如来には、法華経の説法聴聞のため、七宝塔に乗ってお越しになり、悩み少なく、安穏にいらせられますか。お目にかかりとう存じます。」と申しあげたので、釈尊がその由を多宝如来に伝えられると、多宝如来は妙音菩薩に向い、釈尊を供養し、法華経を聴き、また文殊師利菩薩等に会わんがため、遥々(はるばる)、霊鷲山を訪れたことをよろこんでたたえられた。時に、華徳菩薩(けとくぼさつ)は釈尊に、

「世尊! 妙音菩薩は宿世にどんな修行をされて、かかる不思議を獲られましたのでしょうか?」

「華徳! 過去に雲雷音王如来という仏がいました。国は『現一切世間』、時は『喜見』といった。妙音菩薩は長い間、この仏に十万種の伎楽と八万四千の七宝の鉢を供養して奉仕したその功徳を以て、今は浄華宿王智仏の国に生まれ、かかる神通力を得たのだ。華徳! 妙音菩薩はかように久しく善根を積んだので、種々に変化して衆生を化導するのだ。その変化の身は三十四身もの多くであって、この娑婆世界の衆生のためにも教えを垂れるが、無論、他の国土においても種々に身を変化し、よきに随うていろいろと法を説くので、かかる不思議の力を獲得しているのである。」

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