正修寺別院「縁の里」動物霊園のブログ

大阪府茨木市の正修寺別院「縁の里」動物霊園では、家族の一員として共に暮らしたペットたちが安らかに眠れるように日々供養をいたしております。「縁の里」でのイベント情報や日々の様子をご紹介しています。

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迹門(しゃくもん)法華経の梗概(こうがい:概要) 第 25回

これを聞いて舎利弗尊者が彼女に、「お身は、如何に法華経の功徳が広大であるとはいえ、ほんの僅かの間のの修行で成仏されたといわれるが、どうも信じ難いことです。そもそも、女の身は穢れていて、法の器ではありません。どうして容易なことで正覚が開かれましょうぞ。仏の道は広大です。長い間の精進と修行で以て、あらゆる功徳を積んでこそ、はじめて得られるものです。

また、女の身には五つの障りといって、一つには梵天王、二つには帝釈天、三には魔王、四つには転輪聖王、五つには仏身を得ることのできぬものです。然るに、女の身としてお身が速やかに成仏することがどうしてできましょうぞ。」と非難したが、その言と同時に、竜女が一つの無価(むげ)の宝珠を恭しく釈尊に上(たてまつ)ると、釈尊は直ちにそれをお受けになった。彼女は智積菩薩並びに舎利弗尊者に向い、「今、私は世尊に宝珠を献(たてまつ)りましたが、お受けくださいますことが、疾(はや)かったでしょうか、どうでしょう?」

「それはまことに速やでした。」

「智積菩薩、舎利弗尊者!ではあなたがたの悟りの力を以て、私の成仏のさまをご覧ください、その疾(はや)いことは、釈尊が宝珠をお受けくださいましたはやさよりも、更に疾いでしょうから・・・」
と答えたかと思うと、一会の大衆の眼前に、突如、彼女は男子の相(すがた)を以て南方無垢世界に飛び宝座に就いて正覚を成し、三十二相、八十種好のよそおい身を荘厳して、衆生のために法華経を説法するのであった。

これをまのあたりに見た智積菩薩・舎利弗尊者をはじめ大衆は、ただ黙然として竜女の言葉に、法華経「行浅功深以顕経力(ぎょうせんくじんけんきょうりき)」を信受するの他なかった。

さきの見宝塔品の中の、わが滅後に誰か法華経弘通の任務にあたるものはないか、との釈尊の告勅(みことのり)
に応じて、薬王菩薩・大楽説菩薩をはじめ多くの菩薩衆が、釈尊のみ前に進み、「み心をお悩ましくださいますな。世尊!私たちが世尊の滅後、この法華経を受持し、読誦し、広く説法いたします。滅後の濁れる世の人々は、善根をうえることなく、増上慢の心が強く、名聞利養(みょうもんりよう)を貪り、善からぬことのみ多く、悟りに志すなどのことがなく、教化するにまことに難しうはございますが、忍耐心を奮い起こして、この経を読誦もし、書写もし、解説もし、供養して身命を惜しみはいたしません。」と誓願すると、すでに記別を授けられた五百人の阿羅漢たちも、「世尊!私たちもまた法華経の弘通を誓願いたします。」

次いで、学人・無学人の記別を受けた人たちも、起って合掌し、「世尊!私たちも他の国土においてこの経を広く演説いたします。娑婆世界の人々は、悪心が強く、増上慢の心を懐いていて、徳浅く、いかりに燃え、へつらう心強く、不実なもののみでございますから、私たちの力には叶いませんが、他の国土において必ず弘通いたします。」とそれぞれに滅後の世に法華経弘通を誓うのであった。

この時、釈尊の姨母、摩訶波闍波提(おば まかはじゃはだい)比丘尼(びくに)は五千人の比丘尼たちと一緒に起って合掌し、凝っと仏顔を仰いでいられた。釈尊はその様子を見て、彼女に、
「どうされました?憂(うれ)わしげな顔で仏を見ておいでだが・・・・。お身の心は、仏がお身の名をあげて成仏の記別をお授けしないのを、悲しんでいられるのでしょう。

憍曇弥(きょうどんみ)! 仏はさきにすべての声聞たちに印可を与えましたが、お身も授記を求められるなら、更に多くの仏に仕え、諸尼たちとともに修行を積み『一切衆生喜見如来』として成仏されるでありましょう。」
と記別を与えられた。


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