正修寺別院「縁の里」動物霊園のブログ

大阪府茨木市の正修寺別院「縁の里」動物霊園では、家族の一員として共に暮らしたペットたちが安らかに眠れるように日々供養をいたしております。「縁の里」でのイベント情報や日々の様子をご紹介しています。

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迹門(しゃくもん)法華経の梗概(こうがい:概要) 第 15回

更に、釈尊は大衆に、「乃住(むかし)、昔、まことに古い太古であるが、大通智勝如来という仏がおいでであった。
それはとても古いことで、譬えてみれば、三千大千世界を、----仏教では須弥山という山を世界の中心に想定し、その東西南北には一つ一つの洲(しま)があり、南方にあるのが地球であるという。

この須弥山を中心に四洲をあわせたものを一つの世界と呼ぶ。

かかる世界が千寄ったものを小千世界、小千世界が千寄ったものを中千世界、中千世界が千寄ったものを大千世界というのであるが、大千世界には、小千と中千と大千と千が三つあるから、また三千大千世界とも呼ぶ----、ことごとくすり潰して墨とし、それを携えて東へ東へと進み、千の国を過ぎたところで一滴を落とし、また千の国を過ぎて一滴を落とし、かくして墨の尽きた時、墨を落とした国と素通りした国とを誰が数えることができるであろうか?」と問われたので、大衆は、「それはとても数えることができません。」

「そうだろう。人々!この墨を落とした国と素通りした国とを、更に一緒にして微塵に砕き、その一塵を『一劫』、----劫とは仏教の年代を計算する基本であるが『長時』とも訳されるほどで、非常に長い歳月である。

いろいろの譬えを以って説かれているが、中の一つ『芥子劫(けしこう)』といえば、四十里立方の蔵に芥子粒を一杯詰め、それを三年に一粒、三年にまた一粒と他所に移し、かくして遂に移し終わった時を一劫というのである----、として数えたよりも大通智勝如来の世はまだ遠い昔なのだ。

彼の仏が入滅されてからも、上の塵の数に幾千万億倍にも過ぎるほどのまことに古いことである。
大通智勝如来は王家の出で、出家以前に十六人の王子があり、第一王子は智積(ちしゃく)といった。大通智勝如来が正覚(:さとり)を開かれるや、十方の梵天王などの神々はそれをたたえて、天華(てんげ)を雨らすなど、数々の奇瑞を現じ、大光明は四方に耀き、梵天王は歓喜して種々と仏を讃嘆し、供養した。十六王子は父王が成道されたと聞いて、そのもとに詣で、教を求めるのであった。

大通智勝如来は、十方の梵天王ならびに十六王子の請いを容れて、まず四諦の教と十二因縁の教を説かれたが、十六王子はいずれも、童子の姿のままで僧戒を受けて修行し、更に梵天王や王子達が無上正覚の道を説かれんことを請うたので、仏は彼らのために、長い間にわたって法華経を演説され、今は『菩薩沙弥(ぼさつしゃみ)』と呼ばれる王子たちは、よくこれをうけもってた。そして、法華経を説き終わった大通智勝如来は、無念無想の三昧境にはいられたので、十六人の菩薩沙弥は代わって法座に昇り、大衆のために法華経を覆講(ふっこう)して、多くの衆生を道に入らしめた。

やがて大通智勝如来は三昧境より起って法座につき、大衆に十六人の菩薩沙弥の利発と智慧をたたえ、この沙弥を敬い、その説くところを聴いてよく持つなら、必ず正覚の智慧を得ることができるだろう、と告げられるのであった。」と語られて、釈尊は大衆に、「この十六人の菩薩沙弥は、常に法華経を説いたが、一人一人にそれぞれ多くの衆生が師弟の縁を結び、師弟は、生々世々、常に一所に生まれて修行にいそしんでいるのだ。

十六人の菩薩沙弥は、皆今はいずれも成道して、十方の国に仏として教化を垂れているが、第十六番目の菩薩沙弥こそ、誰あろう、実にこの釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ:お釈迦様)で、娑婆国土において正覚を開き、教化の手を垂れているが、そのむかし、わが教化に浴したものたちは、皆わが教を奉じて、漸々に成道を遂げることができるであろう。

そちたちはもとよりのこと、将来の世にも、この娑婆世界に生まれて来る衆生は、悉(ことごと)くわれ釈迦牟尼仏が菩薩沙弥であった時から教えて来た弟子なのである。わが説く法華経によってのみ、真の悟りは得られるので、他の二乗、三乗の教では、まことの正覚は開かれない。一仏乗の教のみぞ、成仏へのだだ一つの道である。
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